香ばしい香りがたまらない かまどごはんの話
古くからかまどごはんの合言葉として語り継がれてきたこの言葉。
かまどでごはんを炊くと、始めはお釜がちょろちょろと音を立てます。
だんだんと音は激しくなり、ぱっぱっという音に変わります。
さらに時間が経つと、まるで赤子が泣いているかのように、蓋が持ち上がるほど激しく沸騰します。
しかしここで慌てて蓋を取ってはいけません。じっくりと待つことが美味しいかまどごはんを炊く秘訣なのです。
- 使う羽釜の7~8割まで研いだお米を入れる。
- お米の上に手を置いて、男性は手の甲、女性は手首まで水を入れる。
- 最初は強火にする。沸騰したら吹きこぼれない程度の中火にし5~10分加熱する。
- あぶくが出なくなったら弱火にして10分待つ。
- 少しおこげを作るため、再び一瞬強火にして水分をとばし、火を止めて10分間蒸らす。