手作り保存食の話
昔から私たちの食卓に欠かせないのが、漬け物をはじめとする保存食です。
特に約半年の間じっくりと漬けられたきゅうりの古漬けは絶品です。
稲敷の直売所の一つである清涼市では朝に売り切れてしまうほど、地元の皆さんに親しまれています。
他にも、炊飯器で作る味わい深い黒にんにくや、甘くてやみつきになるたくあんもごはんのお共にぴったりですよ。さあ、農家さんの知恵が詰まった昔なつかしい味をお楽しみください。
きゅうり(細めのもの) | 6.5kg | 塩 | 700g |
きゅうりを一口大に細かく切って薄い塩水に1~2時間つける。再び真水につけておき、塩加減がちょうどよくなったら卓上漬け物器に入れて水分を切る。
【さっぱり味】
鰹節をかける。秋ならミョウガを添えても美味しい。
【しっかり味】
醤油、みりん、酒を入れて5分煮立てる。鍋からバットに移して冷ます。ごま、きざみ生姜、輪切り唐辛子を入れて混ぜる。
にんにく | 20個 |
- 炊飯器に炭を敷く。
- にんにくを皮付きのまままるごと1に入れて炊飯スイッチを押す。炊きあがったらそのまま保温しておく。
- 10日経ったら裏表をひっくり返してまた10日間保温しておく。
※食べるときは1日1片までにする。
大根 | 15kg | 麹漬けのもと | 1袋 |
塩(下漬け用) | 500g | 塩(本漬け用) | 60g |
砂糖 | 500g |
- 大根を樽に入れて塩をふり、1週間下漬けする。
- 水分を切り、麹漬けのもと、塩、砂糖を加えて2週間漬けておく。
※1、2月は寒いので漬かるまでに1ヶ月かかる。